施工後のお手入れ
ボディーコーティングは施工したら終わりではありません。
日頃のお手入れによって長期間美しさを保つことができます。
丁寧な洗車方法で愛車を大切にしてください。
① 車全体に強めに水をかけ、砂・泥・ホコリなど、キズの原因を出来るだけ洗い流してください。
② 専用洗剤を濡らしたスポンジにスプレーして、スポンジを優しく動かして汚れを落とします。
洗車キズの90%はこの段階に付きますので慎重に行いましょう。
必ず、天井・ボンネットというように1回の範囲を区切って、乾かない内に水洗いをして、洗浄成分と分解した汚れを素早く流します。
残存成分の無いように特に良く洗い流してください。
③ 次の順 ・・・ 天井 → ボンネット → トランク → サイド → 下回り で手早く行ってください。
(できれば最初にホイールを洗う事をおすすめいたします)
④ 洗い終わったら、再度、車全体に水をかけて、乾かないうちに柔らかいタオル等で丁寧にふきあげて終了です。
注:お天気の良い日に洗車する場合は下回りから洗うことをおすすめいたします。
下記の事にご注意ください。
炎天下での洗車はなさらないでください。
必ず日陰でおこないましょう。または、朝・夕の洗車をおすすめいたします。
水道水をかけたまま放置しないでください。
水道水の中には、塩素などが含まれているため、濡れたまま放置すると輪郭の白い輪ジミ状の水滴跡ができてしまい時間が経つとご自分では落とせなくなりますので注意してください。
水道水の蒸発残留物(カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム・シリカの塩類及び有機物でほとんどが地質に由来する)による水滴跡は除去し難い。
洗車ブラシは使用しないでください。
ボディーにキズが入る恐れがありますので、必ず柔らかいスポンジ等をご使用ください。
門型洗車機にかけないでください。
ただし、ノーブラシ洗車機での洗車はO Kですが、酷い汚れの場合は落ちない場合がありますのでお気をつけください。
門型洗車機のブラシは決して「きれいなブラシ」ではありません。
塗装面がブラシで強制的にたたかれる事でキズだらけになる危険性がありますので、点検整備等に出される際は洗車機にかけないで欲しい旨を必ず先方様に伝えてください。
ご自身でのワックス・コンパウンドがけはなさらないでください。
当コーティングはミクロ単位レベルの極めて薄い被膜で「所定の性能」が発揮されるように設計されています。
ワックス(研磨剤入りなど)・コンパウンドがけをされますと、水垢が付着してしまったり、撥水効果の妨げになるなどコーティングの基本性能を低下させますのでご注意ください。
樹木の下での駐車は極力避けてください。
樹液が塗装面についたまま放置すると、コーティングや塗装膜そのものを侵食し短期間の内に硬化して除去できなくなります。
樹液には酸性質の物とアルカリ質の物があります。行楽などにお出かけの後は点検の意味からもなるべく早いうちに、一度洗車をされることをおすすめします。
また、鳥糞・虫等が付着した場合も、長期間放置すると塗装面にダメージを与えますのでできるだけ早く洗い流してください。海辺や雪道の走行後は、放置するとサビ等が発生することがあるため早めに洗い流してください。
その他、塗装面に異常がある場合は、当店にご相談ください。
~ お 客 様 へ ~
車は、時間経過と共に、汚れ・キズが必ず付きます。
コーティングはそれらを遅らせるものであり、永久に維持出来るようなものではございません。
加工後は、定期的にメンテナンス(3ヶ月~6ヶ月)及び再施工をおすすめいたします。
お客様のご来店を心よりお待ちしております。